2014年12月18日、関連資料によると、2015年の卒業生数は過去最高に上る。膨大な数の就業希望者に対し、企業側は、国家が指定した重点大学以外の学生は不採用など、よく目にする限定条件のほか、裴姓は縁起が悪い、恋愛経験のない人は不採用など、驚くような理由で不採用となるケースが相次いでいる。重慶青年報が伝えた。

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■セールス・マーケティング採用担当者は星座や恋愛経験を見る

○恋愛経験

アモイ大学の就職セミナーの会場で、販売マーケティング会社の採用担当者が学生に向かって次のように呼び掛けていた。「恋愛経験のない人は、来ないでください」。

○星座

杭州師範大学を卒業した温（ウェン）さんは乙女座だ。温さんは、有名な広告デザイン会社の求人に応募した際、乙女座だと言ったところ、不採用となった。

○姓

裴（ペイ）さんは無事に仕事を見つけたが、「裴」の発音が、賠償するの「賠」と同じことだったことから、首にされた。

○インスタントメッセンジャーQQの等級

福建省竜岩市にある飲食店経営会社は、求人情報の項目に、QQ等級が25級以上のネットユーザーは不採用と明記してある。つまりネットをやり過ぎる人は採用しないということだ。

■エンジニア採用担当者は顔を見る

○顔

河南省出身の秋子さんは上海昂立公司の面接に行った際、顔の問題で不採用となった。これに対し、四川外国語大学重慶南方翻訳学院の唐時順（タン・シーシュン）教授は、「顔がいい人は、面接において有利だが、相対的に一般企業がより重視しているのは、職員が利益をもたらすかどうかであり、これに関しては能力次第だ」と指摘する。

○一人っ子

広州市衛生学校看護学科を卒業予定の芳（ファン）さんは、最近就職活動をしている際に、一人っ子は採用しないという病院に出会ったという。

■管理部門採用担当者は性格を見る

○性格診断テスト

武漢大学を卒業した周（ジョウ）さんは、某企業の人事部の求人に応募した際、先に性格診断テストを受けるよう要求された。このテストに受かった人だけが面接に進めるという。

○性別

女子学生の黄（ホアン）さんは、杭州市西湖区東方料理職業技能専門学校の文書・広告文作成の求人に応募したが、「男性限定」の理由で3回も断られた。（提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/武藤）