対面報告を避ける朴大統領、意思疎通不足で辞職する秘書官も=セウォル号事件でも対面報告はゼロ―韓国紙

Record China    2014年12月20日(土) 9時0分

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18日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、対面での報告よりも書面での報告を好むという。その結果、青瓦台(大統領府)の首席秘書官が単独で面談できないことを理由に辞職するという事態に至っている。写真は朴大統領。

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2014年12月18日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、対面での報告よりも書面での報告を好むという。その結果、青瓦台(大統領府)の首席秘書官が単独で面談できないことを理由に辞職するという事態に至っている。韓国・中央日報が伝えた。

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国務会議や青瓦台首席秘書官会議のような公式会議を除き、韓国の政府関係者が大統領に会うのは容易なことではない。ある長官などは、任命から数カ月経ってもいまだに朴大統領に直接会って報告をしたことがないという。長官は、「大統領はいつも忙しい」と語った。

ある首席秘書官は、青瓦台に入って1カ月余りが経っても朴大統領には単独で会えなかったという。一部の首席秘書官が、単独で面会できないことが理由で辞職するということもあったという。

4月16日のセウォル号沈没事件も、朴大統領が対面報告を避けたがった代表的事例だ。朴大統領は事故の日、国家安保室と秘書室から計21回報告を受けたが、いずれも書面と電話のみでだった。

青瓦台中枢の関係者は「大統領はよく長官や参謀に会っている」と反論するが、歴代政権と比較すると朴大統領のスタイルには「コミュニケーションが不足している」という声が多く上がっている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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