日本といえば電子産業、中国といえば高速鉄道に!中国が欧州市場への進出に注力―独メディア

Record China    2014年12月19日(金) 16時15分

拡大

17日、ハンガリー、セルビアと共同でベオグラードとブダペストを結ぶ高速鉄道建設で合意するなど、中国が欧州など海外市場への進出を加速させようとしている。写真はハンガリーの首都ブダペスト。

(1 / 3 枚)

2014年12月17日、独ラジオ放送ドイチェ・ヴェレ(中国語サイト)によると、中国はハンガリー、セルビアと3カ国共同でベオグラードとブダペストを結ぶ高速鉄道を建設することで合意し、間もなくベオグラードで開催される中・東欧16カ国首脳会議の期間中に最終的な合意文書への署名が行われる。

その他の写真

中国の高速鉄道は現在まで海外での建設は実現させていないが、このベオグラード−ブダペスト高速鉄道を皮切りに、欧州バルカン半島地域やメキシコ、トルコ、イランなど20余りに上る海外市場への進出を加速させようとしている。すでにシンガポールやシベリアを横断する高速鉄道路線などで交渉が進められており、米国でのプロジェクトにも積極的に応札している。

中国は高速鉄道を利用した外交を展開しており、中国工程院の鉄道専門家は、「腕時計といえばスイス、機械はドイツ、電子産業は日本だが、将来的には『高速鉄道は中国』と言われるようになるだろう」と自信を見せた。

中国の高速鉄道は、その価格の安さを最大の武器に独シーメンスのICEや日本の新幹線の強力なライバルになりつつある。中国の高速鉄道は2007年に運用が始まったばかりで、技術的には譲るものの、中国政府は鉄道メーカーの南車と北車を合併させ、競争力をさらに高めようとしている。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携