2014年12月16日、日本を旅行した中国人女性が、旅行中の思い出深かった体験談をつづった文章をインターネット上に掲載した。

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今回の日本旅行で印象深かったのは、日本人の話す声がとても小さかったことだ。どこに行っても、中国のように大声を張り上げている人は見当たらなかった。また、ホテルやレストランの店員が非常に礼儀正しく接客が丁寧で、いつも笑顔を浮かべていたのも印象に残っている。

私たちが清水寺を見学しているとき、ツアーに参加していたおばさんが1人はぐれてしまった。幸い彼女はガイドの電話番号を覚えていたが、中国で使っている携帯電話は日本では使えない。そこで、近くにいた日本人に身ぶり手ぶりで事情を伝えて、ガイドに電話をかけてもらった。ガイドは電話口でその日本人に場所を確認すると、お礼を言って「すぐに行きますので、彼女をそこで待たせてください」と伝えた。

それから10分ほどでガイドはおばさんを見つけることができたが、なんとそこには電話を貸してくれた日本人もいた。その日本人は、おばさんがガイドと会えないのを心配して、その場にとどまっていたという。中国人の日本人に対するイメージは必ずしも良くはないが、実際には善良で親切な日本人も少なくないのだ。（翻訳・編集/TK）