2014年12月17日、原子力規制委員会は関西電力高浜原子力発電所3、4号機（福井県）の安全対策が基準を満たしていると発表した。欧米メディアが報じたこのニュースに、欧米のネットユーザーがコメントを寄せている。

【その他の写真】

米ブルームバーグなどの報道によると、原子力規制委員会は17日、関西電力高浜原子力発電所3、4号機の安全対策が基準を満たしているとし、再稼働を認める審査結果を発表した。再稼働に合格の判断が出されたのは、九州電力川内（せんだい）原発1、2号機（鹿児島県）に続く2例目となる。この報道に、欧米のネットユーザーがコメントを寄せている。

「日本人は自分たちに向かって質問しなければいけない。日本は新たな“福島”を維持し、環境問題を解決できるのか、と。まだこの問題を解決できていないのに、原発を再稼働するかどうかについて、答えはノーに決まっている」

「日本にとってはいいことだ」

「世界がおかしな方向に行っている」

「受動的安全技術を使った原発である限り、再稼働は問題ないと思う」

「安倍政権は、日本人の命はどうでもいいと思っている」

「大量のエネルギーを供給できて、しかも二酸化炭素の排出量を減らして地球温暖化のスピードを遅らせることができるのは、原発だけだ。だが、最大限の注意と管理によって賢く使用されなければいけない」

「原発の再稼働について、経済的利益ばかりが議論されていることに耐えられない」（翻訳・編集/Yasuda）