2015年は日韓国交正常化50周年の祝賀ムードどころか、最悪の1年になる―日韓外交筋

Record China    2014年12月16日(火) 16時4分

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15日、韓国紙・中央日報は、第47回衆院選で与党が圧勝したことについて、「日韓関係は一定期間、低迷状態に陥るだろう」と論じている。資料写真。

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2014年12月15日、韓国紙・中央日報は、第47回衆院選で与党が圧勝したことについて、「日韓関係は一定期間、低迷状態に陥るだろう」と報じている。中国新聞網が伝えた。

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記事では、韓国の専門家が「自信にあふれた安倍政権は、短期間には慰安婦問題で韓国に誠意を見せることはない」と指摘したことや、日本の外交消息筋が「韓国政府とメディアは、安倍政権が日韓関係停滞の原因だと誤解している。現在は日本社会全体が『韓国を相手にする必要はない』との流れに傾いていることを冷静に認識すべきだ」と述べたことを紹介。過去の感情的な外交は通用しないとした。

また、2015年に日韓国交正常化50周年を迎えるにあたり、両国関係を左右する五つの要素として日本の閣僚人事、日中韓首脳会談、竹島(韓国名:独島)の日の活動、日本の教科書問題、安倍談話を挙げたが、それぞれについて、右翼人物が大量に入閣すること、首脳会談に実質的な効果が期待できないこと、竹島の日の活動が政府レベルに引き上げられる可能性があること、教科書から慰安婦に関する重要な記述が削除されること、村山談話と河野談話が否定されることを懸念点として指摘している。

記事は最後に、「日韓の複数の外交関係者は、『来年は祝賀ムードになるどころか、最悪の1年になる』と憂慮している」と伝えている。(翻訳・編集/TK)

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