8歳の天才少女ランナー、夏休み「自由研究」は北京まで2か月マラソン―海南省

わずか8歳にして超人的スピードでフルマラソンを走る中国の天才少女ランナー、張慧敏（ジャン・ホイミン）が、この夏休みに自らの「自由研究」として、海南島の最南端から北京まで走りぬく計画に挑戦中だ。期末試験が終わった翌日の7月3日、自宅のある海南省臨高からまずは最南端の三亜ヘ移動し、翌日スタートした。約2か月かけてゴールの北京まで走りぬく。

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現在すでに広東省広州市に到着、順調にスケジュールをこなしている。今後、江西―江蘇―安徽―山東―河北を通過し、8月28日には北京の天安門広場に到着予定だ。

コーチは父親で現役ランナーの張建民さん。夏休みならではの特別な経験をさせてやりたいと今回のチャレンジを計画。出発前は毎日放課後に40km走っていたという。

3歳で走り始めた張慧敏は今年3月、厦門のフルマラソンに最年少選手として出場、3時間44分で走りきり、女子選手で73位という驚くべき成績を上げた。マラソン大会には年齢制限があり、出場できる大会は多くないが、記録は着実に伸びている。コーチの照準は早くも2016年のオリンピックに向けられているそうだ。（翻訳・編集/WF）