韓国の医療産業、潜在力は「もう一つのサムスン電子」=経営難脱却のカギは巨大な中国市場―韓国紙

Record China    2014年12月15日(月) 6時50分

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9日、韓国・中央日報は、「中国という『黄金漁場』のそばで、ぼんやりしている韓国の医療産業」と題した記事を掲載した。写真は中国の病院。

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2014年12月9日、韓国・中央日報は、「中国という『黄金漁場』のそばで、ぼんやりしている韓国の医療産業」と題した記事を掲載した。12日付で中国・参考消息(電子版)が伝えた。

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韓国の大型病院は経営難を強いられている。中国内の民営企業187位の新華錦グループと手を組み、山東省の青島に病院設立を計画している韓国のセブランス病院でさえ、1兆8000億ウォン(約1932億円)の売上に対し、純利益は事実上ゼロ。国内では医療産業が産業としてまともに認められていないためだ。

韓国の医療産業は、もう一つのサムスン電子になれる潜在力を持っている。医療に関わる人材、医療技術はともに世界最高レベルだ。韓国の病院は、理系で成績上位1%以内に入る人材が集まる場所でもある。

急増する医療需要を自らの能力で充足するのが難しい中国は、民営病院の割合を現在の10%から今後2、3年以内に20%に大幅拡大する方針だ。

セブランス病院のキム・ウォンホ教授は「中国の医療市場が10ポイント拡大しただけでも、その規模は、韓国国内の病院産業全体を上回るほどに大きい」とし、「病院が進出すれば医療装備・消耗品・医療電算・医療教育がすべてついて回り、莫大な付加価値をつくり出せる」と話す。(翻訳・編集/NY)

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