アニメ先進国の日本に学べ!中国の高校生のアニメ留学事情―中国紙

Record China    2014年12月14日(日) 14時41分

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11日、日本は国際的にもアニメ技術が最も成熟した国のひとつ。「NARUTO」「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」「鉄腕アトム」「一休さん」など、多くのアニメ作品が世界中で高い知名度を誇っている。資料写真。

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2014年12月11日、日本は国際的にもアニメ技術が最も成熟した国のひとつ。「NARUTO」「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」「鉄腕アトム」「一休さん」など、多くのアニメ作品が世界中で高い知名度を誇っている。そのために、日本アニメを愛する多くの学生は日本に惹かれ、留学してアニメを専攻する道を選ぶ。中国の高校生が留学し、アニメを学ぶことはできるのだろうか?申請条件はどのようなものなのだろうか?羊城晩報が伝えた。

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■日本にはアニメ専攻の高校がある

関係者によると、入学してアニメを学び、テクニックをマスターしたいと熱望している生徒は、特別関連専門補講の設けられた日本の高校を選択できる。中国の生徒は中学を卒業し9年間の義務教育を終えた後、中国国内で1年以上の日本語学習(N3以上の日本語レベル)と、かつ志望校の英語・数学の各試験、および面接を経た後、入学可能となる。新入生は高校1年から学び始め、授業する教師はいずれも関連業界内で著名な人達だ。高校卒業後はひきつづき進学するか、就職、あるいは自身の意向に基づいて芸術的創作に入る。

■高卒・大卒者は専門学校を選択可

高校卒業後に日本へ留学して漫画、あるいはアニメを専攻したいと願っているのなら、専門学校もしくは大学を選択可能だ。記者の取材によると、専門学校のカリキュラムはより実践に近く、現場的実務のマスターに有利だ。就職のためのテクニックを学ぶのならさらに有利で、日本の専門学校の就職率は大卒者よりも一般的に高い。東京コミュニケーションアート専門学校、東京工学院専門学校などの専門学校は、いずれもアニメ分野で名高い。

日本語が合格しない場合、どうすればよいのか?やや言葉が苦手な学生は、アニメ補講カリキュラムの開設された日本語学校を選択可能だ。日本語レベルを向上させながら、教員の指導の下、専門校が求めるアニメ作品集を完成させ、その後専門学校、あるいは大学への進学を選ぶことができる。

取材に応じた関係者は、日本では漫画・アニメ専攻に関する要求が大学によって大きく異なると注意を促してくれた。たとえば京都精華大学、武蔵野美術大学など名門美大、あるいはアニメ・漫画専攻でリードする大学では、必須日本語レベル(一般的に日本語検定1級と同等の日本語力)のほか、作品集の提出が必要で、このほかデッサン、絵画の基本などの実技試験がある。一方で一般大学のアニメ・漫画関連専攻では、日本語レベルN2以上が求められているだけで、面接に合格すれば入学できる。(提供/人民網日本語版・翻訳/HT・編集/武藤)

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