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2007年7月20日までに、長江上流で強い雨が降り続き、三峡ダムへ流れ込む水流が急増。同ダムが排水口を開放するなどして治水にあたっている状況をカメラがとらえた。
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2007年7月20日までに、長江上流で強い雨が降り続き、巨大な水流のうねりが轟音を上げて三峡ダムへ流れ込んでいる。この地域では今が最大の増水期。同ダムが排水口を開放するなどして、細心の注意で治水にあたっている状況をカメラがとらえた。
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ダムの管理責任者によると、23か所の排水口のうち16か所を開放し、増水期の限界水位である144mを維持しているという。これ以上排水口を開けると、放水量が増えて中下流域のダム容量が限界に達し、危険なためだ。
また、三峡ダムの放水量が増すと、川幅が急に狭くなる三峡地域での水流が加速。水位が急激に変動し、航行船舶には脅威だ。航行管理局ではパトロール船や救援タグボートを待機させ、24時間態勢で監視を続けている。(翻訳・編集/WF)
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