日本の国粋主義団体、A・ジョリー監督を人種差別主義者と非難=旧日本軍の米人捕虜への虐待シーンで―米紙

Record China    2014年12月11日(木) 11時26分

拡大

10日、米紙の報道によると、全米で今月25日に公開予定の映画「アンブロークン(原題)」について、日本の国粋主義の組織がアンジェリーナ・ジョリー監督を人種差別主義者と非難した。写真はニュージャージー州の第二次世界大戦記念碑。

(1 / 2 枚)

2014年12月10日、米紙の報道によると、全米で今月25日に公開予定の映画「アンブロークン(原題)」について、日本の国粋主義の組織がアンジェリーナ・ジョリー監督を人種差別主義者と非難した。

その他の写真

米紙ニューヨーク・デイリー・ニュースは9日、アンジェリーナ・ジョリー監督の「アンブロークン」が、日本からの攻撃を受けていると報じた。同作品は第二次世界大戦で日本軍の捕虜となった元五輪選手のルイス・ザンペリーニ氏の半生を描いている。作中では、米軍機の爆撃手だったザンペリーニ氏が捕虜となり、日本兵から激しい虐待を受けるシーンが描かれている。

そのため、日本の国粋主義の組織「史実を世界に発信する会」が、アンジェリーナ・ジョリー監督を人種差別主義者と非難したと報じている。同会の茂木弘道(もてきひろみち)氏が英紙テレグラフの取材に、同作品を「完全なねつ造検証されたものでないなら、誰でも検証するよう求める」と語り、「この作品には信憑性がなく、道義に反するものだ」と批判した。ソーシャル・メディアでは、監督の日本への入国禁止を求める動きも出ているという。(翻訳・編集/Yasuda)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携