「歴史修正は卑劣な行為」米紙が日本批判=「米軍が守っている間に…」「米国議会がアドバイス?」―米国ネット

Record China    2014年12月11日(木) 8時33分

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10日、米紙が日本は「歴史の書き換え」を行い、懸命に過去を忘れようとしていると批判する記事を掲載し、米国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2014年12月10日、米紙が日本は「歴史の書き換え」を行い、懸命に過去を忘れようとしていると批判する記事を掲載し、米国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

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米紙ワシントン・ポストは9日、「日本が歴史を書き換える習慣は将来に影響を及ぼすか?」と題する記事を掲載した。同紙コラムニストによるこの記事では、安倍晋三首相は日本が第二次世界大戦中に性奴隷を働かせていた事実をごまかすことを決意したと述べている。

また、全米で今月25日に公開予定のアンジェリーナ・ジョリー監督の「アンブロークン(原題)」で描かれているように、第二次世界大戦で日本兵は米兵の捕虜に激しい虐待を行っていたほか、731部隊がおもに中国兵に対して行った人体実験など、日本は償うべきことが多くあると述べている。慰安婦は性奴隷ではないと否定することは筆舌に尽くしがたいほど卑劣であり、慰安婦の女性たちに対して行ったこと全てを抹消しようとするのは歴史を書き換えようとする凶暴な行為だと批判している。この記事に、米国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「性奴隷というのは韓国による嘘だということが明らかになっている。アメリカ人は日本を批判する前に、自分たちの行為を反省すべきだ。アフリカから黒人を連れて来て奴隷にし、今なお人種差別を続けている。日本に原爆を投下し、多くの日本人の命を奪った。ベトナム戦争では理由なく多くの人々が命を落とした。アメリカに日本を批判する資格はない」

「『アンブロークン』の原作本は歴史書なのだろうか?それとも小説なのだろうか?どのくらい歴史的事実に基づいているのだろう?誇張されていることはないのだろうか?」

「日本は第二次大戦後のドイツのように扱われるべきだった。過去の行為に対峙させ、世界を守るために軍事的負担を負わせるべきだった。アメリカが日本を軍事的に守っている間に、日本は自分たちが過去に行った過ちを否定しているなんて」

「アメリカが自分たちの歴史の書き換えをやめるべきだ。中南米やアフリカ、アジアの国々に対して行ってきた数々の罪に関することをね」

「アメリカは広島や長崎、東京に対して行ったことを否定しない。私たちは常にそれらの過去について議論している。日本も過去を忘れたり無視したりすることはできない」

「歴史を書き換えることで事態はよくならないと何故思わないのだろう?」

「アメリカ人はリベラル派がアメリカの歴史を書き換えていることに注意を向ける必要がある」

「アメリカの民主党が日本政府にアドバイスしたのか?アメリカ議会以上にうまく歴史を修正できる者はいないからね」

「ほとんどの国が、過去に償うべきものを持っている。アメリカが歴史をごまかしていないということはない」

「ハリウッドはジャパン・バッシングに参加したということだ。だから『アンブロークン』の製作が可能になった。ハリウッドの目的は、縮小していく日本市場を無視して中国の観客を喜ばせることだからね。これからはハリウッド映画に出てくる良いアジア人は中国人で、悪いアジア人は日本人になるだろう」(翻訳・編集/Yasuda)

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