2014年12月10日、中国紙・寧徳晩報によると、福建省福安市人民法院がサンゴを密漁した容疑者の裁判をネット上で生中継し、話題を集めている。

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福安市人民検察院によると、李容疑者ら4人は未登録の漁船を利用し、今年2〜6月にサンゴ捕獲のため2度の漁に出た。4月、李容疑者らは約1kgのサンゴの捕獲に成功し、3万2600元（約62万円）で売却。2度目の漁から戻った6月20日、公安局の捜査を受け、赤サンゴ6026．12g、時価総額241万400元（約4580万円）を押収され、逮捕された。

今回の裁判のネット生中継の目的は、公開、公平、公正な裁判を実現することであり、裁判過程の透明度を一段と向上させることによって、案件が公正に審理されることに役立つという。

福安市人民法院は今後、裁判のネット生中継を常態化することによって、市民の知る権利を満足させるとともに、司法制度の公開性をより一層高める努力を継続していくとしている。（翻訳・編集/HA）