中国でマラソンがブーム、「安価で理想的なスポーツ」政府の反腐敗政策背景に―英紙

Record China    2014年12月12日(金) 13時40分

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10日、中国ではマラソン大会が年26レースも開催されており、今後もさらに増える見込みだ。写真は13年の杭州マラソン。

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2014年12月9日、英紙タイムズによると、中国では正式なマラソンのレースが年26レースも開催されており、今後もさらに増えるとみられている。10日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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マラソンは少ない出費で行うことができるという点で他のスポーツやスポーツジムなどと異なる。習近平(シー・ジンピン)国家主席率いる中国政府は国民に倹約を奨励しており、「反腐敗キャンペーン」を背景に、マラソンは理想的なスポーツとして注目されている。

マラソンをビジネスととらえて手がける人も出てきている。マラソン指導者として知られる陶紹明(タオ・シャオミン)氏はマネジメント業務も手がける中国の代表的人物。陶氏のチームは80人の選手を抱え、国内ではどのレースでも上位に入っている。選手は全員アフリカ出身だ。

1月には福建省南部のアモイ市で「アモイ国際マラソン」が開催される。中国で最大規模となるこのマラソン大会には7万7000人の参加が見込まれており、将来的には10万人を超える参加が予想されている。

アモイ市によると、大会開催による経済効果も大きく、2013年には旅行業を中心に3000万ポンド(約55億円)の経済効果があった。(翻訳・編集/岡田)

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