韓国、対中輸出が5年ぶりマイナスへ=中国製品の競争力向上に押される―中国メディア

配信日時:2014年12月11日(木) 7時43分
韓国、対中輸出が5年ぶりマイナスへ=中国製品の競争力向上に押される―中国メディア
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8日、韓国産業通商資源部と韓国貿易協会が7日発表したデータによると、韓国の対中輸出は5年ぶりのマイナス成長となる可能性が高いことが分かった。写真は中国のショッピングモール。
2014年12月8日、韓国産業通商資源部と韓国貿易協会が7日発表したデータによると、韓国の対中輸出は5年ぶりのマイナス成長となる可能性が高いことが分かった。東方早報が伝えた。

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統計によると、1月から4月の対中輸出は前年比で増加していたが、5月以降は4カ月連続で9.4%の急減、9、10月には増加に転じたが、11月は再び3.2%減少した。11月までの対中輸出は前年同期比0.5 %のマイナスとなった。12月も低迷が続けば、年間の対中輸出がマイナスを記録することになる。

これが現実のものになれば、2009年の金融危機以来、5年ぶりに対中輸出がマイナスとなる。ここ30年で、韓国の対中輸出は1998年、2001年、2009年の3回しかマイナスになっていない。

対中輸出の不振は、中国と欧州経済の減速が大きく影響している。韓国にとって最大の輸出先である中国の経済成長率は7.5%と、ここ24年間で最も小さい伸びとなっている。韓国の対中輸出量の半数ほどは加工貿易で、欧州などの先進国の景気低迷が対中輸出にも打撃を与えたとみられる。

だが、専門家は、中国製品の競争力が急激に向上したことが最大の理由であるとの見方で一致している。韓国中央銀行が先月公表したレポートの結論も、この見方を裏付けるものとなっている。

韓国貿易協会の研究委員は「対中輸出の見通しは来年も明るくない。中国製品が韓国からの輸入品に取って代わり、石油化学、携帯電話などで高い競争力を持つようになった」と説明した。「韓国企業は輸出の多元化戦略を取り、中国で成長を続ける高級品市場に向けた調整をする必要がある」と指摘した。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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