2014年12月9日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事「ウィリアム王子、中国の象牙ブームが密猟支えてると批判」を掲載した。

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英国のウィリアム王子はキャサリン妃とともに米国を訪問した。8日はホワイトハウスでオバマ大統領と会談した。ウィリアム王子が取り組んできた野生の絶滅危惧種が議題となったが、ウィリアム王子は「中国と東南アジアの象牙価格高騰が違法な象牙密輸を支えている」と批判、密輸ルートの取り締まりこそが絶滅危惧種保護のカギだと訴えた。一方で、サメの問題については中国政府は非政府組織（NGO）と協力してフカヒレ貿易の抑制に努めていると賞賛している。

会見があった翌9日は「世界汚職防止の日」。2003年に国連腐敗防止条約が採択されたことを記念して制定された。ウィリアム王子は世界銀行で演説し、汚職と犯罪行為は違法な野生動物貿易をもたらす背景の一つだと指摘した。（翻訳・編集/KT）