南京攻防戦を描く超大作ドラマ、視聴率は最悪=「重みゼロ」と批判の声―中国

Record China    2014年12月10日(水) 11時42分

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7日、南京攻防戦を描く映画「金陵十三釵」をテレビドラマ化した「四十九日・祭」が、高い前評判にも関わらず視聴率は惨たんたる数字となっている。

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2014年12月7日、南京攻防戦を描く映画「金陵十三釵」(The Flowers of War)をテレビドラマ化した「四十九日・祭」が、高い前評判にも関わらず視聴率は惨たんたる数字となっている。新快報が伝えた。

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チャン・イーモウ(張芸謀)監督の2011年の映画「金陵十三釵」と同じく、女流作家・厳歌苓による原作をテレビドラマ化したもの。製作費1億2000万元(約24億円)が投じられ、俳優フー・ゴー(胡歌)や女優ソン・ジア(宋佳)ら人気タレントが出演している。湖南衛星テレビで今月3日にオンエアとなったが、初日に放送された全3話の視聴率は、0.693%と低迷。同時間帯で第10位と予想外の数字になっている。

視聴者からは、「原作は重厚な歴史を描いている。ドラマは原作をなぞっているが、原作の持つ重みは全く感じられない」との声が上がっている。他にも、「映像自体は悪くないが、その内容は本来は得られるべきだった芸術性への評価を完全に失った」「監督には原作のストーリーを表現する能力がない」といった辛い批判も聞かれる。

映画で米俳優クリスチャン・ベールが演じた“ニセ牧師”役が、ドラマ版では中国人牧師に変わったことなども、視聴者が不満を覚える原因となっている。放送局・湖南衛星テレビの関係者は世間の声について、話が核心に入るにつれて批判は少なくなるだろうと語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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