中国製高速列車、ギアボックス技術を把握―中国メディア

Record China    2014年12月8日(月) 6時47分

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5日、中国は高速列車のギアボックス技術を把握している。

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2014年12月5日、新華社によると、鉄道車両メーカーの中国南車は3日、同社傘下の戚墅堰機車車両工芸研究所が開発した「CRH380Aギアボックス駆動装置」が中国科学技術部の2014年国家重点新製品計画に指定され、政府特別補助金を獲得したことを発表した。

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ギアボックスはギア、筐体、軸受け、潤滑装置などで構成される高速列車の動力伝動装置で、モーターの動力を列車に送るコア部品の一つだ。一般的には線速度が毎秒25メートルを超えるものが高速ギアボックスと呼ばれる。列車の時速が200キロから380キロに加速された場合、ギアボックスの線速度は毎秒35メートルから70メートルに変化する。これほど高速の回転はギアボックスそのものの性能、ギアのかみ合わせ、筐体の密封性・信頼性などに非常に高い要求を突きつける。

同研究所は過酷な運行環境に対応するため、高原・寒冷地仕様のギアボックスに専門的な設計を施し、筐体・ギアの材料、軸受けの配置、軸受けの選択、潤滑性・密封などに的を絞った設計を施し、シミュレーション・分析を行った。製品は台上試験、中国鉄路総公司のプラン審査・技術審査に合格し、高原・寒冷地の線路上の車両を使った試験の許可を得た。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/TF)



   

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