2014年12月6日、韓国民放テレビ局SBSは、中国サッカーのレベルについて「個人主義が成長を阻害している。ワールドカップ（W杯）優勝には30年かかるだろう」と伝えた。騰訊体育が報じた。

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中国は学校の体育の授業でサッカーを必修にするという。だが、短期間内での「サッカーの夢」実現は難しい。習近平（シー・ジンピン）国家主席はサッカーのファン。就任以来何度もサッカーを話題にしてきた。一方で、中国サッカーの現実をみると、五輪でメダルを量産してきたスポーツ大国でも、人々を満足させる成績を上げているとはいえない。

中国のサッカーは、急速に発展する経済規模に比べて見劣りしている。世界の水準からみると、アジアで認められるレベルにも達していない。サッカーのレベルアップは、中国スポーツ界の共通の夢といえる。問題なのは中国人特有の個人主義だ。体系的にレベルを向上させるシステムも乏しく、短い期間で夢を実現させるのは難しい。

中国が体育を必修にすることについて、韓国のインターネットではさまざまな意見が出ている。「10年でアジアを制する」「30年後にはW杯で優勝する」などだ。さらには「中国はスポーツ大国だから韓国は警戒すべきだ」との書き込みに、冗談で「それは中国の『韓国恐怖症』が終わる時だ」と返した人もいた。（翻訳・編集/AA）