「毒入り猫肉火鍋」で詐欺被害者を殺害、地方政府元高官の死刑囚に執行命令下る―中国

Record China    2014年12月7日(日) 22時7分

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4日、広東省の人民代表大会代表から巨額の現金をだまし取ったあげく、事件の発覚を恐れて同代表を猫肉火鍋で毒殺した元地方政府高官の死刑囚に対し、このほど最高裁から死刑執行命令が下された。写真は中国の火鍋。

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2014年12月4日、中国紙・南方都市報によると、広東省の人民代表大会代表から巨額の現金をだまし取ったあげく、事件の発覚を恐れて同代表を毒殺した元地方政府高官の死刑囚に対し、刑の執行命令が下された。

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広東省陽春市八甲鎮人民政府農業弁公室の副主任だった黄光(ホアン・グアン)は、2009年9月に広東省人民代表大会代表で高州市にある林業会社の経営者・龍さんに公的事業の請負契約の話を持ちかけ、逮捕される2011年12月までに契約金や保証金、手続き費などの名目で計135万5000元(約2700万円)を受け取っていた。しかし、請負契約を結べなかったことから龍さんは黄に預けた金の返金を求めていた。

龍さんの催促に悩んだ黄は2011年12月23日、毒草の入った猫肉火鍋を食べさせて龍さんを殺害。2012年12月、陽江中級裁判所の一審判決で死刑となったが、黄被告はこれを不服として控訴していた。2013年12月、広東省高等裁判所の二審判決でも死刑となった。最高裁判所も二審の判決を支持し、最近になり黄に対する死刑の執行命令を下した。中国のネットユーザーは黄死刑囚の犯罪だけでなく、「猫肉火鍋」にも注目。「さすが広東省!なんでも食べるんだな」と感心している。(翻訳・編集/本郷)



   

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