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2007年7月、吉林省長春市の水源ダムでは藍藻の大発生により、取水停止が続いている。しかし、18日の雨により状況は改善しており、あと数日雨が降り続けば、取水再開が可能となる見通しだ。
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2007年7月、吉林省長春市の水源・新立城ダムでは藍藻の大発生により、取水を停止、市の一部地域で断水する事態となった。広大なダム湖だけに藻の引き揚げなど人為的な対策は効力がなくお手上げ状態だったが、18日早朝、吉林市に豪雨が降ったため、ダム湖の水温は低下、藍藻の成長もストップした。
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新立城ダムプロジェクト管理所の王珍宝(ワン・チェンバオ)所長によると、豪雨によりダム湖の水温は29度から25度にまで低下したという。28度以下では藍藻は成長しないため、発生の拡大は停止した。
ダムの取水停止は続いているものの、王所長は「今後数日連続して雨の予報が続いており、これにより水質が取水可能な状態にまで回復する」との見通しを示した。(翻訳・編集/KT)
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