パンダの優雅な夏休み、別荘へ移動―福建省福州市

2007年7月19日早朝、福州ジャイアントパンダ研究センターの研究員は4匹のジャイアントパンダを運ぶのに大忙し。

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連日の猛暑で、ジャイアントパンダたちはすっかりくたびれてしまったようだ。パンダたちはまもなく標高1000メートルの“鼓嶺大熊猫避暑山荘”に送られ、そこで夏を過ごす。ここは一面に矢竹が広がり、ツツジが艶やかに咲き乱れ、環境は四川（しせん）省臥龍（がりゅう）市に似ている。

7月以降、福州市では既に12回もの高温警報が出されており、気象台の予報士は、今後何日かは雨は降らないと予想している。気温は上昇の一途をたどり、20日までに39度、場所によっては40度まで達し、今夏最高気温を更新する見込み。パンダたちがこの暑い夏を無事に過ごせるように、毎年この時期になるとパンダたちはみな“鼓嶺大熊猫避暑山荘”に運ばれる。この“パンダの夏休み”は福州ジャイアントパンダ研究センターが独自に考案した、30年来のパンダにとって最高の夏の過ごし方なのだそう。（翻訳/編集・YO）