中国国防部「空母基地建設に住民3675人が“進んで”立ち退き」=中国ネットは皮肉コメント一色

Record China    2014年12月5日(金) 22時53分

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4日、中国国防部はこのほど公表した文書で、中国初の空母「遼寧」の母港建設に、付近6村の3675人が進んで立ち退きに応じたと明らかにした。この話題について、中国のネット上には皮肉コメントが殺到している。写真は「遼寧」。

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2014年12月4日、京華時報によると、中国国防部はこのほど公表した文書で、中国初の空母「遼寧」の母港建設に、付近6村の3675人が進んで立ち退きに応じたことを明らかにした。

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文書では、基地建設を担当した李文(リー・ウェン)氏が、「この国防プロジェクトのために、6つの村の3675人が集団で立ち退き、4000基余の墓も一緒に移した。500隻余りの漁船も解体し港を変えた」とし、「住民らは自ら進んで期日通りに立ち退いた」と、感動を交えて当時を振り返っている。

このニュースに対する反響は大きく、3万件近いコメントが書き込まれている。以下は賛同が多かったコメントの一部。

「自ら進んで立ち退き?極悪非道な米帝よ見たか。中国人の愛国心を」

「立ち退かないわけにいかないだろうが」

「この状況で『望まない』なんて存在しない。お前らも知ってるだろ」

「銃を突きつけられて、拒否できると思う?」

「こんな話、われわれ中国人はよくよく存じ上げております」

「客死して祖国に魂が帰らなくても『自ら望んだことです』って言うんだろ」

「『自ら進んで』にはどこまで含まれるの?移転費用も節約できたなら、大したもんだ」(翻訳・編集/NY)

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