日本の新幹線はなぜ清潔か=中国ネット「民度の高さは中国の20年先」「この人ある所にこの列車あり」

Record China    2014年12月5日(金) 11時42分

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2日、中国メディア・澎湃新聞は「日本の新幹線はなぜ清潔なのか」と題する記事を掲載した。写真は新幹線。

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2014年12月2日、中国メディア・澎湃新聞は「日本の新幹線はなぜ清潔なのか」と題する記事を掲載した。以下はその概要。

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日本を訪れ新幹線に乗ったことのある人なら、一列に並んだ清掃作業員がホームに入る新幹線に向かい、一斉に頭を下げてあいさつする姿が印象に残っているはずだ。

清掃作業員は、客が降車を終えると車内に入り込み、忘れ物のチェックをする。座席の下や物入れにあるごみを集め、座席の向きを進行方向に変え、窓のブラインドを上げて、通路や窓枠、テーブルも残さず清掃する。座席カバーが汚れていればそれも交換する。時間はわずか7分間。基本編成は1チーム22人で、1日約20本の車両清掃を担当するという。

日本人にとって、清掃とは「無言実行」だ。言葉に出さず行動する人に敬意が払われる。

日本の新幹線は開業から50年間も「清潔、快適、安全」というイメージを保ち続けてきた。清掃作業員が果たしてきた役割を抜きに語れない。

中国の高速鉄道では、列車が駅に入る前に、ごみ袋を持った乗務員が現れ、乗客にごみを捨てるよう促す。清掃時間を節約するためだと思われるが、こうした点に日本と中国のサービス精神の違いがよく表れている。

この記事のコメント欄には、さまざまな声が書き込まれている。

「日本人の民度の高さは中国の20年先を行っている」

「この人ある所にこの列車あり、ということさ」

「日本では、忘れ物をしても、次に行ったときにまだそこにあるというじゃないか」

「清掃作業員の仕事ぶりによるところも大きいが、そもそも日本人はポイ捨てなんかしない」

「中国の車内には、ヒマワリの種、ピーナッツ、魚肉ソーセージの包装フィルム、ペットボトルが散乱。目的地に着くまで、足を上げっぱなしさ」(翻訳・編集/NY)

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