2014年11月27日、一般向けのアンケート調査「タレントイメージ満足度」の結果が発表され、中国の女優ジョウ・シュン（周迅）がトップに。今年目立った薬物使用が明るみになったタレントは軒並みランクを落とした。京華時報が伝えた。

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中国の広告代理大手・聯信天下公司が毎年実施しているアンケート調査。中華圏で活躍するタレント500人について、「タレントイメージ満足度」としてランキングが発表される。対象は映画・ドラマ・舞台・伝統芸能など幅広く、品行方正なイメージ・社会への影響力・商業的価値といった5つの条件から総合判断される。

今年のトップに選ばれたのは、米映画「クラウド アトラス」などで知られる演技派女優のジョウ・シュン。93．86ポイントの高得点を獲得した。ジョウ・シュンは今年、米華人俳優と結婚。さらに名作映画「紅いコーリャン」のドラマ版に主演したことでも、大きな注目を集めた。

トップ10入りした2位以下の顔ぶれは、香港の男性歌手イーソン・チャン（陳奕迅）、映画監督のチャン・イーモウ（張芸謀）とフォン・シャオガン（馮小剛）、香港の俳優ニコラス・ツェー（謝霆鋒）、中国の女優タン・ウェイ（湯唯）、中国の俳優ホアン・ボー（黄渤）とチェン・ダオミン（陳道明）、台湾の俳優マーク・チャオ（趙又廷）、中国の男性歌手ワン・フォン（汪峰）となった。

今年は著名タレントの薬物使用による拘束・逮捕が相次いだ。息子で俳優のジェイシー・チャン（房祖名）が逮捕されたジャッキー・チェンは、昨年の2位から順位を大きく落として21位に。ジェイシーは491位となった。ジェイシーをはじめ、台湾の俳優コー・チェントン（柯震東）、中国の歌手リー・ダイモー（李代沫）ら“薬物汚染”と呼ばれたタレントらは、最下位を争う位置に低迷している。（翻訳・編集/Mathilda）