「台湾の金馬奨は不公平」女優コン・リーが猛批判、ジョアン・チェンとの確執が原因か?―台湾

Record China    2014年11月27日(木) 0時20分

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25日、台湾のアカデミー賞・金馬奨で最優秀主演女優賞を逃したコン・リーが、マネジャーを通じて不満のコメントを発表。「不公平な映画賞」と指摘している。写真はコン・リー。

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2014年11月25日、台湾のアカデミー賞・金馬奨で最優秀主演女優賞を逃したコン・リー(鞏俐)が、マネジャーを通じて不満のコメントを発表。「不公平な映画賞」と指摘している。NOWnewsが伝えた。

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チャン・イーモウ(張芸謀)監督と久々にタッグを組んだ映画「帰来」で、第51回金馬奨の最優秀主演女優賞にノミネートされていたコン・リー。中国映画界を代表する存在の演技派が、金馬奨に挑戦するのはこれが初めてで、受賞間違いなしの声も聞かれていた。

しかし、実際に受賞を決めたのは台湾の女優チェン・シャンチー(陳湘[王其])。世間を驚かせたこの結果に25日、コン・リーのマネジャーがコメントを発表し、「プロではない映画賞がどういうものか分かった。不公平で、全てのアーティストを見下している」と、金馬奨を厳しく批判した。

コン・リーからの抗議について、ネット上では審査委員長を務めた女優ジョアン・チェン(陳冲)との確執が問題ではないか?とのうわさが飛び交う騒ぎに。ジョアン・チェンの中国版ツイッターにはコン・リーのファンから批判が集中し、ジョアン・チェンが自ら弁明する騒ぎに発展。3回の投票で「自分は全てコン・リーに投じた」と自ら明かし潔白を訴えている。

金馬奨の執行委員会では25日、「不公平」との指摘について反論している。審査委員は台湾・中国・香港から集まった17人で構成され、無記名の投票で受賞者を決めたもの。3回目の投票で、チェン・シャンチーがコン・リーをわずか1票だけ上回り、受賞に至ったという。(翻訳・編集/Mathilda

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