インド高速鉄道の受注で日中が競争、中国は価格と好条件で攻勢―インド紙

Record China    2014年11月27日(木) 5時40分

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25日、参考消息によると、インド紙が8月にインドにおける高速鉄道建設プロジェクトの受注で日本と中国が激しい争奪戦を繰り広げていると報じた。中国は価格と好条件で攻勢をかけている。写真はインドの鉄道。

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2014年11月25日、参考消息によると、インド紙ザ・タイムズ・オブ・インディアのウェブサイトが8月26日、インドにおける高速鉄道建設プロジェクトの受注で日本と中国が激しい争奪戦を繰り広げていると報じた。日本はアーメダバードとムンバイを結ぶ路線の受注を目指して調査を進めており、安倍首相がインドに日本の高速鉄道・新幹線の導入を強く求めることが予想されている。

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一方、高速鉄道の総延長距離で世界一となった中国もインドに売り込みをかけており、関連設備も含めた好条件によって価格面で日本よりも大幅に優勢に立っている。消息筋によれば、日本の新幹線は安全性・信頼性の面で優位にあるものの、コスト面でのハードルは高く、海外での採用は難航が予想される。

しかし、JR4社が新たに設立させた社団法人国際高速鉄道協会(IHRA)は10月、インドに新幹線の採用を積極的にアピールしており、企業による直接投資などの金融面における取り決めによって可能性が高まると、消息筋は指摘している。

報道によれば、中国は駅舎など老朽化した鉄道インフラのアップグレード援助を提案して、インド側の出方を探っているという。(翻訳・編集/岡田)

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