2014年11月24日、オーストラリア放送協会によると、同国の主要な輸出市場の日本が、中国とオーストラリアの自由貿易協定（FTA）締結に懸念していると伝えた。環球網が報じた。

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オーストラリア乳業管理局のAkers局長は日本に対し、代金を支払ってもらえれば乳製品の供給は続けると伝えている。Akers氏は「日本人はオーストラリアの乳製品を気に入ってくれているため、中国と新たな関係を締結したことを懸念している。オーストラリアが今後も日本に乳製品を供給することを確認して安心したいのだと思う」とコメントした。

中豪FTA交渉は今月17日に妥結した。オーストラリアはこれまでに日本、米国、シンガポール、ニュージーランドとFTAを締結している。オーストラリア外務貿易省によると、昨年末の時点でオーストラリアの輸出全体に占める中国の割合はこの4カ国を超えている。FTAは双方の貿易関係をさらに大きく広げることになるだろうと言われている。（翻訳・編集/岡本悠馬）