同じ日に日中で発生した地震被害の差に表れた中国人の本音=「規模も小さく、場所も深いのに死者まで出るとは」

Record China    2014年11月25日(火) 13時34分

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22日、日本と中国で同じ日に地震が発生したことで、期せずして被害を比較できることになった。写真は都内の団地。

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2014年11月22日夕、中国四川省のカンゼ・チベット族自治州康定県でマグニチュード(M)6.3の地震が発生。地震の深さは18キロ。23日午前8時の時点で、地震による死者は2人、負傷者は54人と発表された。被災者は推定8万人。

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同日夜には日本でも長野県北部でM6.7の地震が発生。地震の深さは5キロだった。41人が重軽傷を負った。住宅は全壊34棟、半壊20棟だった。避難所には一時、約4500人が自主的に避難した。

地震が同じ日に発生したことで、期せずして被害を比較できることになった。中国のネットユーザーは、中国版ツイッター・微博(ウエイボー)に、「中国の地震のほうが規模は小さく、ずっと深いのに死者まで出ている。この差は何だ」と疑問を示す一方、「日本では崩壊した家屋の写真が公開されているが、中国では公開されない。報道されたら大騒ぎになるからだ」と中国側の報道姿勢を指摘してみせた。また、「日本の家屋って頑丈なんだな」「地震に慣れている日本は防災の心構えがしっかりできている。中国も見習うべきだ」と日本の防災意識の高さを評価する声も寄せられた。(編集/KO)

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