秦の始皇帝の鉄道網発見、馬で荷物をけん引―河南省南陽市

Record China    2014年11月25日(火) 15時52分

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24日、河南省南陽市の山間部における発掘作業で、古代の「鉄道網」が発見された。専門家の鑑定により、これが2200年以上前の秦帝国の遺跡であることが明らかになった。資料写真。

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2014年11月24日、河南省南陽市の山間部における発掘作業で、古代の「鉄道網」が発見された。専門家の鑑定により、これが2200年以上前の秦帝国の遺跡であることが明らかになった。当時の「鉄道」の原理は現代の鉄道とほぼ同じだが、蒸気機関車によって貨物をけん引するのではなく、馬の力によってけん引していた。羊城晩報が伝えた。

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秦の始皇帝の「鉄道」は、木材を敷設して作られた。レール用の木材は固く、防腐処理が施されており、現在も保存状態は良好だ。しかし枕木はすでに腐敗しており、防腐処理を行っていなかったことが分かる。その材質も、レールほど頑丈ではなかった。専門家は、これは意図的な選択によるものと判断した。柔らかい枕木は非常に頑丈な路盤と緊密に結びつき、レールを安定させることができる。

線路の上を歩いたことのある人ならば分かるはずだが、枕木間の距離は人の歩幅と合わず、枕木の上を歩くと遅く、不慣れな感覚を受ける。しかし秦の始皇帝の「鉄道」を測量したところ、枕木間の距離が馬の歩幅と完全に一致することが分かった。馬はレールに乗ると、全力で走らざるを得なくなり、ほとんど立ち止まることができない。レールの使用で摩擦抵抗が大幅に減少するため、馬も一度に多くの荷物を運べる。専門家は、これは非常に効率の高い方法だと指摘した。この鉄道を使用した馬の移動距離は1日約300kmとされているが、これは清代に公文書を届けた馬が1日に走破する距離(規定では1日約150km)の倍に相当する。

多くの専門家は、この膨大な「鉄道網」は秦の始皇帝が楚国を滅ぼした頃に敷設されたと考えている。その目的は、後方からの物資の補給だ。しかし、秦朝末期の度重なる戦争により、鉄道網に深刻な損傷が生じた。漢朝では馬が極度に不足していたため、鉄道も使われなくなり荒れるがままにされた。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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