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16日、甘粛省臨潭県で世界最大の綱引き大会である抜河賽が開催された。10万人を超える人々が重さ10トンの綱を引き合った。省の無形文化遺産にも指定されているこの祭りはすでに600年の歴史を誇る。
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2007年7月16日、甘粛省臨潭県で世界最大の綱引き大会である抜河賽が開催された。
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夜9時、抜河の両岸に10万人を超える人が集結。人々は長さ1808m、直径6cm、総重量10トンに及ぶ巨大な綱を握りしめて、その時を待った。天をつく叫び声がこだまするなか、ついに戦いの火ぶたは切って落とされた。参加した男たちは渾身の力をこめて綱をひき、激しい戦いが展開された。この綱引き合戦は同夜に3回戦にわたり行われたが、縁起物であるため勝敗は特に定めないのだという。
抜河賽の名で知られるこの祭りはすでに600年以上もの歴史を誇り、「世界最大の綱引きイベント」とも呼ばれる。2001年には上海大世界ギネスに登録、2006年には甘粛省の非物質文化遺産に指定された。(翻訳・編集/KT)
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