藍藻の大発生でついに断水!東北部の水源ダムまで汚染―吉林省長春市

Record China    2007年7月18日(水) 10時3分

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2007年7月、吉林省長春市の水源・新立城ダムで藍藻が大発生した。17日現在、ダムからの取水が停止し、市内の一部地区は断水となった。写真は消防車による給水活動。

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2007年7月、吉林省長春市の水源・新立城ダムで藍藻が大発生した。17日現在、ダムからの取水が停止し、市内の一部地区は断水となった。

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新立城ダムは長春市から16km離れた場所に位置し、主に市西部への給水を担っている。一日あたりの給水能力は18万トンと長春市の必要水量の4分の1を占める。藍藻は今月5日初めてダムで確認されたが量は極めて少なかった。しかし、10日あまりの間に一気に増殖し、今ではダム湖の沿岸部は藍藻により緑色に染まった状態だ。

藍藻の大発生を確認後、市政府はダムからの取水を停止。別の水源からの給水に切り替えたが、一部地区では水圧が低下し、16日夜から断水となった。現在、消防車を利用して、給水活動が行われている。

今年、藍藻の大発生が各地で相次ぎ、飲料水の供給に問題を与えるケースが続出している。しかし、中国ではこれまで太湖など南部が中心で、東北部での大発生は珍しい。(翻訳・編集/KT)

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