<中国食品>「段ボール肉まん事件」が外食産業を直撃!根強い不信感,安全宣言も効果薄―中国

Record China    2007年7月17日(火) 16時2分

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2007年7月、先に中央電視台が放送した「段ボール肉まん事件」は、中国の外食産業に甚大な影響を与え、売り上げは激減。憂慮した政府は市内の肉まん屋を調査し安全宣言を出したが、信頼回復にはほど遠い状況だ。

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2007年7月、先日中国中央電視台が放送した「段ボール肉まん事件」は、中国の外食産業、特に朝食を売る屋台・レストランに多大な影響を与え、売り上げを激減させている。事態を憂慮した政府は市内の肉まん販売店を調査し、安全宣言を出したものの、信頼回復にはほど遠い状況だ。

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現在中国では、「どんな具材が使われているか分からない」として肉まんを敬遠する市民が続出。一部販売店からは商売にならないとの悲鳴のような声も聞こえる。しかし消費者の不信は深刻で、原価を計算し「100グラムあたり1元(約16円)以下の肉まんはコストがあわないので怪しい」との意見や、「もう肉まんを買っても皮だけ食べて具は食べるな」などの過激な意見も飛び出している。販売店でも肉専売店からの購入証明書を張り出すなど信頼回復に躍起だが、効果は出ていないようだ。

そもそも夏で食中毒が多発する時期でもあり、屋台や衛生に難のある小さなレストランでの食事はなるべく控えるようにと外食産業協会も勧告しているほど。段ボール事件と猛暑とがあいまって、一部外食産業には厳しい夏となりそうだ。(翻訳・編集/KT)

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