アメリカからの“帰国子女”パンダ、また双子の赤ちゃんを出産―四川省臥龍市

Record China    2007年7月17日(火) 10時32分

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16日、四川省臥龍市のパンダ保護研究センターで、双子の赤ちゃんが誕生した。ママは米サンディエゴ動物園で生まれた“帰国子女”。今回が3度目、いずれも双子の出産となった。

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2007年7月16日、四川省臥龍市のパンダ保護研究センターで、双子の赤ちゃんが誕生した。ママの華美(ホアメイ)は7月初めに妊娠の兆候を示し、その後、超音波検査で妊娠が確認されていた。この日の朝6時半ごろ、1頭目を出産、9時過ぎに再びいきみ始め、2頭目が生まれた。

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2頭の赤ちゃんを同時に世話することが難しいため、交互に保育器に収容し、飼育員が世話を手伝う。計量したところ、先に生まれたのが161gのメス、2頭目が129gのオスの赤ちゃんだった。母子ともに健康だということだ。パンダの春の出産は珍しいが、同センターでは今年すでに2度目の出産となった。

華美は、中華の「華」と米国(中国語では「美国」)の略称「美」で構成されるその名の通り、1999年にアメリカ・サンディエゴ動物園で生まれ、2004年に同センターへやってきた“帰国子女”だ。帰国した翌2005年と2006年に立て続けに双子を出産、今回は3度目の出産で、また双子を授かった。

近年、中国では海外留学から帰国し、IT産業界などで活躍する人たちを“帰国組”と呼ぶが、この華美もいわば“帰国組”。中国に居を移してわずか4年で早くも3組の双子を生んだ若いママ、今後のさらなる“活躍”に期待が集まる。(翻訳・編集/WF)

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