米当局、中国の鉄鋼製品に反ダンピング税=低コスト製品でシェア急増―英紙

Record China    2014年11月19日(水) 19時52分

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17日、英紙デーリー・テレグラフによると、米国は中国から輸入される炭素鋼と合金鋼線に対し、110.25%の反ダンピング税をかけることを決定した。決定に対し、中国商務部は貿易の自由を約束するよう求めた。写真は中国の製鉄所。

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2014年11月17日、英紙デーリー・テレグラフによると、米国は中国から輸入される炭素鋼と合金鋼線に対し、110.25%の反ダンピング税をかけることを決定した。決定に対し、中国商務部は貿易の自由を約束するよう求めた。参考消息が伝えた。

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米国の決定は、生産力過剰により中国国内では鉄鋼の需要が大幅に下落し、企業が国際市場に在庫を投げ売りしていることに起因しているとみられる。中国は現在、世界の鉄鋼生産シェアの半分を占めている。

ドイツのコメルツ銀行は「冬になれば中国はさらに輸出を加速させるだろう。そうなれば欧州の鉄鋼価格に大きな圧力がかかることになる」と警告する。

今年、中国の鋼材輸出量は8000万トンを超える見込みだ。中国は安価な労働力と電力により、企業コストも世界で最も低く、鉄鉱石をはじめとする原材料価格の大幅な下落の中でも利益を得ている。

欧州の鉄鋼メーカーは安価な中国製品の影響を受けている。オーストラリアのマッコーリー銀行によると、中国から欧州へのステンレス輸出は今年の第3四半期までで115.4%増の52.2万トンに達している。中国の冷間圧延ステンレス鋼板は欧州で自動車の生産に使用されており、市場シェアはここ数カ月でこれまでの10%を大きく上回る35%にまで達している。

イギリスでは1980年代以降、鉄鋼生産量の減少が著しく、近年では付加価値の高い鉄鋼製品の生産にシフトしている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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