朴大統領が日本の円安政策を批判=韓国ネットでは「他国より自分の国をどうにかして」との声も

Record China    2014年11月18日(火) 18時7分

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17日、韓国日報は朴槿恵大統領が日本の円安が韓国経済の負担になると述べ、間接的ながら日本政府の円安政策を批判したと報じた。資料写真。

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2014年11月17日、韓国日報は朴槿恵(パク・クネ)大統領が日本の円安が韓国経済の負担になると述べ、間接的ながら日本政府の円安政策を批判したと報じた。

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朴大統領は16日、豪ブリスベンで開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会で、「主要先進国の通貨価値が大きく騰落することは、一部の新興国にとって負担になる」と指摘した。

同大統領はまた、「自国の利益のみを考えた先進国の経済・通貨政策は新興国に否定的な影響を与え、それがまた先進国経済に悪影響を与える可能性がある」とも強調した。韓国日報は、これは日本政府の円安誘導政策を批判した発言としている。

中国新聞社によると、朴大統領は10月29日、同国議会で行った来年度予算案に関する演説の中で、韓国経済の先行きについて、好転の兆しが見えるものの、長期低迷に陥る可能性もあるとの懸念を示した。低成長、低インフレ、円安が韓国企業の直面する三大リスクとも指摘しており、日本の円安政策に神経をとがらせていた。

朴大統領の円安批判発言について、韓国のネットユーザーからは「他国の経済政策を指摘する前に、自分の国をどうにかして」「少しは安倍首相を見習ってほしい。韓国は完全に国際社会で浮いている」とむしろ、大統領に厳しい声が目立っている。(編集/KO)

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