米大学院に留学する中国人学生が初めて減少、中国政府の反腐敗キャンペーンが影響か―英紙

Record China    2014年11月18日(火) 7時27分

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13日、米大学院協議会がこのほど発表した報告書から、米国の大学院へ留学する中国人学生が過去10年で初めて減少したことが明らかになった。写真はハーバード大学。

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2014年11月13日、英フィナンシャル・タイムズによると、米大学院協議会(CGS)が発表した報告書から、米国の大学院へ留学する中国人学生が過去10年で初めて減少したことが明らかになった。15日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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減少幅は1%だが、現在、中国人学生は米国の大学院に在籍している留学生全体の33%を占めている。一方、インド人学生は2013年に40%増え、2014年も27%増加。また、ブラジル人学生も大幅に増加しており、全体的には米国へ留学する外国人学生の数は8%増え、中国人学生の減少による影響が打ち消された結果になっている。

中国の教育専門家は中国人学生の減少には中国政府の進めている反腐敗キャンペーンの影響があると指摘する。違法に得た収入で子息を海外留学に送り出している官僚が取り締まりの対象になっているためだ。

また、ここ数年で中国教育機関への大規模な投資が行われ、教育・研究環境が改善されたことにより、中国の大学院にとどまる学生が増えたことも影響している。(翻訳・編集/岡田)

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