加速する円安元高、輸出入企業に明暗、中国人観光客はほくほく―中国メディア

Record China    2014年11月17日(月) 19時2分

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16日、円安ドル高や日本銀行が追加金融緩和を発表したことなどの影響で、円−人民元レートも1年前と比べて10%余り円安となっている。写真は銀座で買い物する中国人観光客。

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2014年11月16日、新華社によると、円安ドル高や日本銀行が追加金融緩和を発表したことなどの影響で、円−人民元レートも1年前と比べて10%余り円安となっており、中国人が日本を訪れた際の買い物も人民元換算で2割ほど安くなっている。

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15日に発表された円−人民元レートは100円=5.2906元だが、1年前には100円=6.264元だった。円安元高により、日本を訪れる観光客は渡航費や滞在費が抑えられるようになっているが、その一方で、輸出企業は受注の減少や価格の低下によって苦境に立たされている。

ある輸入会社の経営者は、1年前と比べて12%近く円安元高になったとし、1000万円の商品を日本から輸入した場合、100万元以上もコストが抑えられることになったと話す。日本向けにウナギを輸出している企業の経営者は、大幅に利益が減っているとし、日本の業者からは一層の値引きを求められていると話している。

あるアナリストは、日本銀行の発表した金融緩和政策は今後も一定期間にわたって継続される可能性が高いとし、中国の輸出企業にとってはしばらくはつらい時期が続くであろうと分析している。(翻訳・編集/岡田)

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