驚きの連続の国ニッポン、「隣家の声が聞こえるほど薄い壁の家、なぜ倒れない?」―日本に嫁いだ中国人女性

Record China    2014年11月17日(月) 10時57分

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17日、日中は文化的な接点が多いが、国際結婚ならではのカルチャーショックや苦労は少なくない。レコードチャイナは日本人男性に嫁いだ中国人女性に取材し、日本での生活について聞いた。写真は日本の住宅地。

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2014年11月17日、中国メディアによると、日本人と中国人の国際結婚は毎年1万組以上が誕生している。近年では中国の経済が発展するにつれ、中国の男性に嫁ぐ日本人女性が増えているが、依然として多くが、中国人妻・日本人夫という組み合わせだ。日中は文化的な接点が多いが、国際結婚ならではのカルチャーショックや苦労は少なくない。レコードチャイナは日本人男性に嫁いだ中国人女性Aさんに取材し、日本での生活について聞いた。

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Aさんは今年30歳の2児の母親。来日8年目だが、いまだに苦労は絶えないという。中国の東北地方出身で、夫が中国に留学した際に知り合い結婚した。

彼女は、日本に来て間もないころに衝撃を受けたエピソードを語った。ある日、自宅の周辺を散歩していると、川の中にコイが泳いでいることに気が付いた。中国の東北地方ではコイを食べる習慣があるため、日本の川で大きく育ったコイを見て「なぜ誰も捕らないのか?」と驚きを隠せなかった。コイは彼女の故郷では皆が競って捕り食べる対象であるが、日本ではコイにパンなどのエサをやる人がいたことにさらに驚いたという。

さらに、中国では郊外に住み、日本の自宅の何倍も大きな敷地に建てられた家に住んでいたため、日本の住宅事情にも驚いた。彼女の実家は隣近所と狭いながら道も舗装されているくらい距離があるため、家の中の話し声を聞かれることはなかったというが、今の自宅は埼玉県にある一般的な一戸建てで、隣近所とはさほどの距離はない。そのため、春や初夏など窓を開けることが多い時は、お隣さんの話し声や、道行く人の声が聞こえることに驚き、プライバシーを重視する彼女は窓を開けることに抵抗があったという。一方で、2011年の東日本大震災を経験した彼女は、「日本の自宅でも大きな揺れがあった。お隣さんの声が聞こえるくらいだから、壁は薄いと思い家が倒壊するかもしれないと怖くなったが、ビクともしなかったことにとても驚いた」と語っている。(取材・編集/内山

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