2014年11月15日、米ニュースチャンネルCNBCは、中国の二酸化炭素排出削減の取り組みに伴い、北朝鮮の石炭輸出が減少していると報じた。

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北朝鮮問題専門のブログ「北朝鮮：転換の証明」が公開した統計によると、今年上半期、北朝鮮の対中石炭輸出は金額ベースで23％の減少となった。北朝鮮にとっては年間で3億4000万ドル（約395億円）の損失となる計算だ。

その一方で成長しているのが紡績品だ。昨年1月から6月の統計ではアパレル及び関連製品の対中輸出は前年同期比43％増の3億2600万ドル（約379億円）に達した。北朝鮮の労働コストは中国の約半分。中国から原料を輸入し加工して輸出する加工貿易が伸びている。中国企業も製造拠点としての北朝鮮の魅力にひかれており、こうした傾向がさらに拡大しても不思議ではないと専門家は指摘している。（翻訳・編集/KT）