欧州の探査機、史上初の彗星着陸に成功=「じゃあうちもできる」と盛り上がり―韓国

Record China    2014年11月17日(月) 0時40分

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15日、中国新聞網は記事「彗星探査機の成功に鼓舞された、韓国は2020年までの月探査に意欲」を掲載した。欧州が彗星着陸に成功したならば、それより難易度の低い月面着陸は韓国でも可能と鼓舞されたという。

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2014年11月15日、中国新聞網は記事「彗星探査機の成功に鼓舞された、韓国は20年までの月探査に意欲」を掲載した。

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欧州宇宙機関(ESA)は12日、無人着陸機フィラエがチュリモフ・ゲラシメンコ彗星への着陸に成功したと発表した。彗星への探査機着陸は史上初の快挙だ。このニュースに鼓舞されたのが韓国。韓国が計画する月面探査の難易度は彗星と比べてはるかに低いためだ。

朴槿恵(パク・クネ)大統領は大統領選で宇宙開発の推進を公約に掲げ、「2020年までに月面に太極旗をなびかせる」と宣言した。当初は25年に予定されていた月面無人探査機の打ち上げ予定は20年までと前倒しされた。

もっとも計画の実現性を疑問視する声も少なくない。最大の課題は予算だ。月面探査にはもともと2兆ウォンの予算が必要とされていたが、前倒しによってさらに年3000億ウォンの追加投資が必要となった。一方で現在の中期計画では今後5年間の予算として1兆3000億ウォンしか計上されていない。韓国未来科学創造部は今年6月、探査機打ち上げ日程の延期も検討するべきだとの見解を示している。(翻訳・編集/KT)

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