中国や韓国とは異なる、インドの学生のカンニング事情=「カンニングは僕たちの権利」―インドネット

Record China    2014年11月16日(日) 0時20分

拡大

9日、BBCはインド人学生のカンニングについて報じた。中国と韓国の学生のカンニングとは事情が少し異なるようだ。写真はインド。

(1 / 2 枚)

2014年11月9日、英BBCはインド人学生のカンニングについて報じた。

その他の写真

10月30日の米CNNニュースは、米国の大学の資格を得る試験「SAT」で、数千人もの中国と韓国の学生がカンニングをしていると報じた。番組のレポーターは「中国人は教育をゲームだと思い、韓国人は教育に手段を選ばない」と語っている。

ところが、インド人のカンニング事情は、中韓とは少し異なるようだ。インド人学生は「それでも僕たちは正しい」「カンニングは僕たちの権利だ」と言う。「この国の大学入試システムは腐っている。金持ちは金の力で試験に合格する。多くの学生たちは政治家とつながっていて、机の上にナイフの1本でも置いておけば、それは試験官への強い警告となる。こんなことがまかり通っているので、貧乏な学生は報われない。だからカンニングをする」というのが彼らの主張である。

また、ある学生は「インドの大学制度は危機的状態で、それはすべての階級に言える」「金持ちの学生は入試の結果をお金で買い、金持ちの大学院生は論文を教授に書かせる。そして教授は論文をでっちあげる」と内情を明かす。

多くの学生は現代の中で孤立している。それでも時代遅れの大学教育にしがみつくしかない。 権利を主張することは、今やインドの日常になっている。それは皮肉にも今日のインドを物語っている。(翻訳・編集/本城)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携