米国務省、中国船のサンゴ密漁を批判「米政府は密漁・密売と闘う」―中国メディア

Record China    2014年11月13日(木) 18時29分

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12日、米国務省のサキ報道官は、小笠原諸島近海などで中国漁船によるサンゴの密漁が増加していることについて、「違法な行為であり、サンゴを含む多様な種の生存を脅かす」と批判した。資料写真。

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2014年11月13日、環球時報(電子版)によると、米国務省のサキ報道官は12日の記者会見で、小笠原諸島近海などで中国漁船によるサンゴの密漁が増加していることについて、「違法な行為であり、サンゴを含む多様な種の生存を脅かす」と批判した。

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日本メディアによると、サキ報道官は、オバマ大統領が不正根絶に向けた国家戦略を2月に発表したことを説明し、「米政府は野生生物の密漁・密売活動を終わらせることに熱心に取り組んでいる」「米国は野生生物の違法な取引を撲滅するため、2国間・多国間の枠組みで友好国と協力して取り組んでいく」などと強調した。

中国漁船によるサンゴ密漁について、中国当局は「本件の重大さを認識している。漁民指導など対策に取り組む」と表明。

在京の中国大使館も先月30日、「中国は絶滅の危機に瀕している海洋動植物の保護を一貫して重視しており、違法な赤サンゴの採取を禁止している」とした上で、日本側に対し、「中国船員の合法的な権益を保障し、適切に処理するよう求める」との声明を発表している。

菅義偉官房長官はこうした回答を受け、「中国側はそれなりの対応はしている」と肯定的な見方を示している。(翻訳・編集/NY)

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