2014年11月12日、中国のネットユーザーは、日本に息づく中国の文化について、「日本は漢字があふれているだけでなく、書についても造詣（ぞうけい）が深い。私が泊まった都内のホテルには、『敬天愛人』と書かれた書が飾られていた。天を敬い（自然や社会の秩序を尊重）人を愛する（仁愛）精神は中国文明の神髄だ。日本はその中国文明の英知を継承している存在だといえる」とコメント。これに対しネットでは賛否両論が聞かれている。

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「日本こそ、中国文明を完全に受け着いた文化の国。日本は平和で優雅の雰囲気が漂い、人々は善良だ」

「日本の長崎では、中国の文化が色濃く残っており、日中交流の足跡を垣間見ることができる。長崎には古代から近代に至る中国式建築が立ち並び、伝統的な祝い事や食文化も中国の影響を受けている」

「中国人が日本に行く際にほかの国の人より有利なことが1つある。それが漢字だ。たとえ日本語がわからなくても、大まかな意味は理解できる。」

「日本人が中国の英知を完全に受け継いだ存在？それはあり得ない。日本人は残虐だ。日本が継承したのは、忠誠と礼節。中国人は仁愛を大事にしたため、慈悲深かった。だから長年にわたり虐げられてきたのだ」

ネットでは侵略の歴史を例に、日本人の残虐さを語る意見が見られたが、多くの中国文化が息づく日本に親近感を抱く声が多かった。（翻訳・編集/内山）