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「蘇州夜曲」に歌われ、日本でもよく知られる江蘇省蘇州市の寒山寺に、重さ390トンにもなるという石碑が建造中だ。唐代の詩人、張継の詩「楓橋夜泊」が刻まれる。
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2007年7月14日、「蘇州夜曲」に歌われるなど日本でもその名を知られた江蘇省蘇州市の寒山寺で、重さ390トンにもなるという石碑が建造中だ。唐代の詩人、張継の詩「楓橋夜泊」が刻まれる。字は清末の学者、兪ユエ書によるもの。10人以上もの石工が半月の時間を費やして彫刻した大作だ。完成したあかつきには「中華第一詩碑」と命名されるという。
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寒山寺は約1500年前の梁代の創建。江南・蘇州を代表する名勝として知られ、古来多くの詩が詠まれてきた。「楓橋夜泊」はその代表的な作品。また、毎年年末には多くの観光客が同寺に除夜の鐘を聞きに集まることでも知られる。
石碑は現在拡張工事中の大鐘大碑園に安置されることになっており、同園は年末にも完全公開される。そのほか、寺がこれまでに収集してきた鐘の展示なども予定されている。(翻訳・編集/KT)
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