情勢悪化の根源は日本=岸田外相の尖閣発言、駐日中国大使館が「発言に不満」と抗議―中国メディア

Record China    2014年11月12日(水) 18時16分

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12日、駐日中国大使館の公式サイトによると、同館報道官は日中の領土問題に関する岸田文雄外相の発言に関する質問に答えた。写真はAPEC出席で中国を訪問する安倍首相。

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2014年11月12日、駐日中国大使館の公式サイトによると、同館報道官は日中の領土問題に関する岸田文雄外相の発言に関する質問に答えた。人民日報(電子版)が伝えた。

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岸田文雄外相は11日の記者会見で「尖閣諸島に領土問題は存在しない」との立場を強調。日中両政府が7日に4つの合意文書「日中関係の改善に向けた話合い」を発表し、首脳会談が行われたにもかかわらず、岸田外相が領土問題について強硬姿勢を示したことに中国では批判の声が聞こえている。

岸田外相の発言について中国側の意見を求められた中国大使館報道官は、「尖閣諸島は中国固有の領土で、中国は日本側の発言に不満を覚えている。4つの合意文書では、『近年、尖閣問題における中国の立場を日本が無視し、一方的な挑発行為を行っていることが尖閣を取りまく情勢の悪化を招いた根源』ということをはっきり示している。国家の領土を守るという中国の決意は揺るぎない。日本が歴史を正視し、中国の領土を侵害する一切の言動を慎むことを求める」と述べた。(翻訳・編集/内山

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