2014年11月9日、女優アリエル・リン（林依晨）や歌手で俳優ジャッキー・チュン（張学友）ら、実家の家計を支えつつスターへの道を歩んできたタレントたちについて、新浪が伝えた。

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ドラマ「蘭陵王」や台湾版「イタズラなKiss」などで知られるアリエル・リン。デビューのきっかけは美少女コンテストだったが、もともとは弟にパソコンを買い与えたい一心で参加したもの。幼少期に両親が離婚し、姉弟は母親の手で育てられたが、実家は借金まみれだった。それを返済するために奮闘を続けたことで、芸能界きっての孝行娘として知られる。

類まれな歌唱力で「歌神」と呼ばれるジャッキー・チュンは、兄の負債に苦しめられた。93年に「吻別」が爆発的にヒットしたが、兄がマカオでのギャンブルで作った多額の負債に、その報酬のすべてが充てられたという。香港メディアはジャッキーが兄のため支払ったのは、総額600万香港ドル（約8900万円）と伝えている。

ドラマ「宮廷女官 若曦（ジャクギ）」のクールな皇子役で再ブレークしたニッキー・ウー（呉奇隆）は、両親が商売に失敗して借金を抱え、子供の頃から家計を支えるため働いていた。13歳からは露店を広げて商売をしていたという。88年にアイドルユニットのメンバーとしてデビューしたが、借金の返済は15年近く続いた。ニッキー自身によると、一時は1日20時間も働いた時期があるという。（翻訳・編集/Mathilda）