メキシコの高速鉄道プロジェクトに汚職か、入札やり直しへ―中国メディア

Record China    2014年11月10日(月) 21時30分

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9日、メキシコ参議院の野党議員は政府の進めている首都・メキシコシティとケレタロを結ぶ高速鉄道プロジェクトの入札に汚職が存在していた可能性があると指摘した。写真はメキシコシティ。

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2014年11月9日、財新網によると、メキシコ参議院の野党議員は政府の進めている首都・メキシコシティとケレタロを結ぶ高速鉄道プロジェクトの入札に汚職が存在していた可能性があると問題を提起した。

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同議員は4日に行われた参議院議会で、中国の鉄道建設大手・中国鉄建、車両メーカー・中国南車とともに応札したメキシコ企業の1つは、社長が1994年に退任したカルロス・サリナス・デ・ゴルタリ元大統領の親類であり、現在のエンリケ・ペーニャ・ニエト大統領にも政治資金を提供していると指摘。汚職を直接示す明確な証拠はないものの、その疑いは十分あるとし、法に従って入札全体の透明性を確保すべきだと主張した。

エスパルサ通信・運輸相は7日、大統領が3日の入札結果を破棄、新たに入札をし直すことを決定したと発表。合法性と透明性を考慮してのことだとしている。(翻訳・編集/岡田)

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