日中の戦争リスクが低下、日中の関係改善に安堵した米国「争いに巻き込まれなくて済む」―米メディア

Record China    2014年11月12日(水) 6時50分

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7日、ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事「日中関係の緊張緩和、米国はほっと一息」を掲載した。関係改善は単に日中の問題にとどまらず、米国が争いに巻き込まれる懸念が緩和されたことがより重要だと専門家は指摘する。写真は北京に到着した安倍首相。

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2014年11月7日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事「日中関係の緊張緩和、米国はほっと一息」を掲載した。

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日本と中国は7日、関係改善に向けての4つの合意を発表した。関係改善は単に日中の問題にとどまらず、米国が争いに巻き込まれる懸念が緩和されたことがより重要だと専門家は指摘する。

ウィルソン・センターのキッシンジャー米中関係研究所のロバート・ダリ主任は日中は外交的想像力を発揮して双方が受け入れられる言葉を作り出したと高く評価した。過去数年、米国は東シナ海での武力衝突に巻き込まれる可能性を懸念してきたが、今回の合意では危機管理メカニズムの構築でも合意しており、リスク低下が期待される。

米シートンホール大学のワン・ジョン教授は、二次大戦後、日中国民は本歴史問題で本当の和解を迎えたことはないと指摘した。長い背景がある問題だけに今の指導者ができることには限界があるとという。重要なのは首脳会談で終わるのではなく、今後どのようにより具体的かつ意義のある成果を得られるかだと分析している。(翻訳・編集/KT)

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