2014年11月8日、米女優アン・ハサウェイが、映画「ブロークバック・マウンテン」のアン・リー（李安）監督について、「彼がいないと今の私はない」と感謝の言葉を語った。自由時報が伝えた。

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「レ・ミゼラブル」で第85回アカデミー賞の助演女優賞を受賞し、ハリウッドで揺るぎない地位を確立したアン・ハサウェイ。彼女がアイドル女優からの脱皮を図り、大成功を収めたのが、05年公開のアン・リー監督作品「ブロークバック・マウンテン」だった。この映画を振り返り、「アン・リーは天才。彼がいないと今の私はない」と、アン・ハサウェイ自身がこのほど感謝の言葉を口にしている。

ヒロインを演じた「プラダを着た悪魔」のオーディション時、ハサウェイの前には候補者が7〜8人おり、起用されるのは不可能に近い状況だった。当時、主演のメリル・ストリープがスタッフから「ブロークバック・マウンテン」のビデオを見せられ、これがきっかけで一気にヒロイン候補のトップに。最終的に見事にゲットして、作品も世界的な大ヒットを記録している。（翻訳・編集/Mathilda）